衣類や装飾品を作る際に生まれるハギレを縫い合わせ、刺し子で補強したパッチワークの布をインド西部グジャラート州のあたりではGUDRI(グドリ)と呼びます。カンタ、ラリーキルトという呼称でも知られ、手間ひまかけて作られた布はベッドカバーや敷物、壁飾りとして、日常生活の中で大事に使われています。カッチの工房で、この地域伝統のブロックプリント・アジュラックの布を縫い合わせグドリを作ってもらいました。様々な色・柄の布地を縫い合わせ、2枚の異なるデザインのパッチワーク布を重ね合わせて、丁寧に刺し子を施しています。裏表で異なるデザインの模様が楽しめる、赤や緑や黄色のカラフルな組み合わせが楽しいグドリです。ソファカバー、ベッドカバー、ブランケット、間仕切りやお部屋の装飾布など多彩な用途にお使いください!サイズ:約142 x 215 生産国:インド素材:綿100%※撮影に用いているテーブルサイズは「80 x 130 x 高さ70」、ソファーサイズは「幅190 x 奥行83 x 高さ76 」 です。【ブロックプリント】手彫りの木版にインクを塗ってハンコのように押すことを繰り返し、一枚の鮮やかな模様の布を作り上げるインドの伝統的な印刷技術です。その歴史は古く、インダス文明まで遡るともいわれます。一柄ずつ、一色ずつ重ねて押していくことでカラフルで精巧な美しいデザインが出来上がります。機械印刷にはない優しい風合いが魅力です。【アジュラック】パキスタンのシンド地方やインドのパキスタン国境周辺の地域で伝統的に染められ、主にイスラム教徒の男性装束として用いられてきたブロックプリントの一種です。インド国内でもグジャラート州のカッチ地方やラジャスタン州のバールメールなど限られた地域でのみ生産されています。アジュラックという名称は青を意味するアラビア語「アズール」が語源で、深い藍染めと鮮やかな赤などの色の組み合わせが印象的です。またイスラム文化に由来するシンボルや紋章を用いた抽象的な幾何学模様も特徴の一つで、精緻な木版を彫る技術、数十工程にもおよび捺染、防染、染色、洗浄を繰り返す染色職人の手仕事により完成する布の芸術品です。※洗濯機で丸洗いが出来ますが、色落ちや色移りすることがありますので、ネットに入れて単独で洗うことをおすすめしております。洗濯後は早めに形を整えて陰干しで乾かすようにしてください。強い日光の下で長時間干すと色褪せの原因となりますのでご注意ください。※画像は出来るだけ色形など現物に近い状態で処理しておりますが、ブラウザやモニタの違いによって色の見え方が異なります。※インドの職人がハンドメイドでひとつひとつお作りしたものです。そのため、柄や色の濃淡の差、また染ムラ、若干のシミやほつれなどが見られる場合がございます。こちらはハンドメイドの特徴としてご了承ください。#ブロックプリント#インド綿#インド更紗#エスニック#アジュラック#マルチクロス#ベッドカバー#ソファカバー#ブランケット#パッチワーク#キルト#グドリ#カンタ#ラリーキルト